高岡御道具帳

書名よみたかおかおんどうぐちょう
所蔵高照神社所蔵・高岡の森弘前藩歴史館寄託
著編者八木橋武左衛門・木村平四郎・西五郎左衛門
写刊年次享保二〇年(一七三五)
寸法縦二九.三糎×二二.四糎
丁数一一丁
備考弘前市指定有形文化財(古文書)「高照神社収蔵古文書類」 のうち
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解説

 本書は、弘前藩四代藩主津軽信政(一六四六~一七一〇)を祭神とする高照神社に伝来した数種の道具帳・目録類のうち最古のものである。
 現在、高照神社に所蔵されている資料は大別すると五つに分類することができ、①祭神である信政の遺品群、②歴代藩主やその家族、重臣が奉納した大絵馬、③明治十年(一八七七)初代藩主為信合祀に伴う旧藩主家や旧士族たちからの奉納品、④高照神社の祭礼記録や御用留など神社の祭祀や経営などに関わる文書・絵図類、⑤信政に抱えられた山鹿流兵学者である貴田家より奉納された絵図類、である。それら貴重な収蔵品のうち、本書は①に関わる記録である。

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