文献観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト成果報告会【開催中止】
津軽の魅力と文化を世界に発信!―古典籍・歴史資料のデジタル化と未来―
(2020年3月2日更新)
令和2年3月15日に開催を予定していた本成果報告会は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、参加者および関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、開催を中止することになりました。
ご来場を予定されていた皆様におかれましては、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願いいたします。
2017年度から2019年度の3年をかけて、弘前大学と国文学研究資料館が共同で津軽の古典籍・歴史資料のデジタル化を推進してきた「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトの成果を報告します。また、国文学研究資料館のロバートキャンベル館長をお迎えして、「古典籍・歴史資料のデジタル化と未来」を考える講演とフォーラムを開催します。
日時 2020年3月15日(日)13:00~16:20(受付開始 12:00)
場所 弘前大学創立50周年記念会館1階 みちのくホール
定員 先着250名
入場無料 申込不要
第一部 記念講演
「古典籍・歴史資料のデジタル化と未来」
【講師】国文学研究資料館 館長
ロバート キャンベル 氏
第二部 「津軽デジタル風土記プロジェクト」成果報告
・国文学研究資料館 副館長 谷川 惠一
・弘前大学教職大学院 教授 瀧本 壽史
・国文学研究資料館 准教授 木越 俊介
・弘前大学人文社会科学部 教授 渡辺麻里子
第三部 パネルディスカッション
「津軽における歴史資料デジタル化の現状と展望」
主催:大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館
弘前市教育委員会 青森県立郷土館
国立大学法人弘前大学教育学部
国立大学法人弘前大学人文社会科学部
ねぷた見送り絵リブート! ~デジタルアーカイブからよみがえる北斎の女たち~
2019年(令和元年)10月4日(金)から6日(日)までの三日間、弘前市樹木のギャラリー森山にて、 国文学研究資料館と弘前大学の主催による展示 「ねぷた見送り絵リブート! ~デジタルアーカイブからよみがえる北斎の女たち~」を開催し、177名が来場されました。
本展示は、葛飾北斎の伝奇小説の挿絵をベースに、新たな見送り絵を創出しようというコンセプトのもと、ねぷた絵師・川村岩山氏が色紙に30点、新たに描き下ろしたものです。
新たなねぷた絵の提示、さらには本展示がいわば温故知新を体現するかのような、江戸時代の北斎らの絵をブラッシュアップしたものであった点は、来場者アンケートにおいても好意的な評価をいただきました。
「第四回日本語の歴史的典籍国際集会」パネル発表
「津軽デジタル風土記 ナビゲーションからコミュニケーションへ」
2018年(平成30年)7月27日(金)、 国文学研究資料館主催による「第四回日本語の歴史的典籍国際集会」において、「津軽デジタル風土記 ナビゲーションからコミュニケーションへ」 と題したパネル発表を行いました。
木越俊介国文学研究資料館研究部准教授によるプロジェクト概要の説明の後、瀧本壽史弘前大学教職大学院教授による津軽を知り津軽を語ろう―津軽デジタル風土記への誘い―」、渡辺麻里子弘前大学人文社会科学部教授による「 城下町弘前を歩く―津軽関係資料とその活用― 」、木越俊介准教授による「古典籍のデジタル化による温故知新―武者絵・北斎・ねぷた絵」の報告を行いました。
津軽デジタル風土記プロジェクト出前講座
―貴重な津軽の歴史文化資料デジタル公開―
2018年(平成30年)6月23日(土)「津軽ひろさき検定」開催一〇周年企画として、 公益社団法人弘前観光コンベンション協会 主催による「津軽デジタル風土記プロジェクト出前講座―貴重な津軽の歴史文化資料デジタル公開―」が弘前市立観光館多目的ホールにて開催され、約100名が参加しました。
出前講座では、 瀧本壽史弘前大学教職大学院教授による「津軽の中の弘前―弘前市立図書館等の絵図を見ながら―」、木越俊介国文学研究資料館研究部准教授による「武者絵ウォッチング―ねぷた絵の型(モデル)をさかのぼる―」、渡辺麻里子弘前大学人文社会科学部教授による「お殿様の教養―津軽藩主の和歌をめぐって―」という3つのテーマが取り上げられ、貴重な資料を一緒に見ながら、津軽の歴史や文化を「資料」を通じて学ぶことができました。
文献観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト推進に関する覚書の締結記念講演会
「津軽の魅力と文化を世界に発信!―古典籍・歴史資料のデジタル公開に向けて―」
2017年(平成29年)7月15日(土)、 文献観光資源学「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト推進に関する覚書の締結記念講演会「津軽の魅力と文化を世界に発信!―古典籍・歴史資料のデジタル公開に向けて 」を弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにて開催し、約250名が参加しました。
郡千寿子弘前大学理事(研究担当)による開会挨拶に始まり、 プロジェクトの理念や基本コンセプトが説明された後、プロジェクト参加機関である弘前市教育委員会・弘前大学教育学部・弘前大学人文社会科学部・青森県立郷土館、そして国文学研究資料館の各長が壇上一同に会し、調印が締結されました。
つづく第二部では、 弘前大学名誉教授長谷川成一氏による「森林資源の活用から見た近世津軽―白神山地・岩木山・弘前城下―」、当館館長ロバート キャンベル氏による「『弘前藩庁日記』に刻まれた江戸のリアリティ」の二つの記念講演が行われました。